大学受験の受験勉強は何月からするものなの?
といったことを言われる高校生は非常に多いです。
もちろん人によって答えが変わってくるこのお題ですが、
結論は結構シンプルだと思います。
というわけで今回お話しする項目はざっとこんな感じ
●受験勉強はいつから始めればよいのか(間に合うのか)
ここでは、受験勉強はいつから始めるべきか、ではなく、
いつから始めれば間に合うか、という視点で考えていきましょう。
というのも、いつから始めるべきかの話をしてしまうと
「今すぐ画面を閉じて問題集をやりましょう。」
で終わってしまうからです。
小学生のうちからたくさん勉強、そして中高一貫の超難関中学校に入学したい!
入学した後もいい成績をとり続ける!
全ては東大合格のため。
なんて人も世の中には普通にいるくらいですしね。
ただ多くの人はこんなことを思っていることでしょう。
- 「一応行きたい大学の候補くらいはあるけどそんなに絞り切れてない…」
- 「モチベもないし、最低限の努力で大学に行きたい。」
- 「本気で勉強頑張るとかたぶん無理(笑)。」
これを僕は悪いことだとは一切思いません。
学校や予備校の先生は良しとしてくれないでしょうが、
こんなに生き方が多様になってきた時代を生きる、
先もまだ全く見通せないであろう10代です。
崇高な志を抱いて大学受験する方がレアだと思います。
(もちろんそういう人のことは僕も心から尊敬しています。)
では本題。
いつから勉強すれば間に合うか、なんですが
極論いつからでも間に合います。
ただしこれはいきたい大学にこだわりがない場合の話です。
ある程度全国的に知名度が高い大学を受験しようとなったら
場合によってはもっと早い段階から勉強をやらないと間に合いません。
(僕はなんだかんだ高1のころからそれなりにやってました。)
なので具体的にこの時期に始めましょう!ということは言えないんですが、
とりあえず具体的な進路、目標が定まるまでの間やってほしいことがあります。
それは課題と模試の受検、復習です。
要するに学校がやれって言ってきたもののうち、受験で使うかもしれない科目はしっかりやっとけ。
って話です。
よく、「学校の受験指導はよくない」とか
「学校の言うことを聞かずに我流でやった方がいい」
とか言ってたりする人がいますが、
それは大前提として自発的に毎日何時間も勉強をしている人しかいう権利はありません。
とりあえず勉強は最低限しかしたくない、けど大学はいきたいと考えているなら、
学校から課される課題と模試だけきっちりやってください。
学校の課題は大半の学校では受験レベルと比べると超基礎レベルしか出されません。
それらをしっかり解答暗記ではなく理解しながら進めていきましょう。
これだけやっておけば、突然どこか行きたい大学が出てきたりしても
もう手遅れです。ということになりにくいです。
勉強のスイッチが入らないのはどうすればよいか
じゃあ課題をちゃんとやろう、課題じゃなくても何かしらの勉強をしっかりやっていこう。
と思っても、なかなか気合が入らないのが人間というもの。
やらなきゃいけないのは分かってるんだけど体が動かない。
我々人間はやらない理由を次々に思いつく天才です。
これがあなたにとってどれだけ助けになるかはわかりませんが、
僕がやる気を無理やり出すためによくやることを5つほど紹介します。
1.散歩する
ずっと机に向かってるのは無理があると思うので、気晴らしに僕はよく外に散歩に行きます。
体を軽く動かすだけで滞っていた作業がテンポよく進みだすこともあるのでおススメ。
2.掃除する
これも散歩と目的は似てるんですが、体を動かしつつ黙々と作業に集中できます。
掃除が終わってから勉強に戻るとなぜか集中力が上がるんですよね。
あ、ちなみに掃除する場所は思いついたところなんでも大丈夫!
3.図書館に行く
家で集中するのがなんとなく難しいときに僕は大学の図書館によく行きます。
家にあったありとあらゆる誘惑から解放されるので効率は上がります。
図書館まで行くのがハードル高いのが難点。
4.昼寝する
睡眠から覚醒して比較的まだ時間がたっていないときは一つのことに集中しやすいです。
ポイントは睡眠から目覚めたらすぐさま机に向かうこと。
5.スマホの電源を切る
現代人の大いなる味方兼大いなる敵。手元にあるとすぐ僕はゲームしちゃうので、
思い切って電源ごと切ったりします。
受験勉強があなたに与えてくれるもの
受験勉強はぶっちゃけしんどいし、取り組む意味もなかなか見いだせない、
しかも頑張って志望校に合格してもその先必ずしも楽しい生活が待っているとも限らない、
何の役に立つのかもわからない。
人によっては単なる苦痛にしかならないということもあり得ます。
僕も実際割と真面目に受験勉強しましたが、楽しいと感じた瞬間はあまりありません。
ですが、大学生になって過去の自分の頑張りを振り返ってみると、受験勉強やってよかったなと
心から今も思っています。
高校生時代の受験勉強が僕に与えてくれたもの、それは
行動力と自信です。
受験勉強は幸いにも答えが明確な問題を繰り返し解く。というものです。
しかし大学生になってみると、答えが明確に見つからない問い、というものが日常生活に
溢れ出してきます。
受験勉強ももちろんストレスのかかる作業であることは間違いありませんが、それでもまだ
模範解答が用意されているだけマシだと思ってください。
模範解答が用意されていない実社会での行動において、どうすればいいか分からないから、
という理由で行動しないでいては本当に何にもできなくなってしまうことでしょう。
この時大事なのが行動力と自信です。
正解かどうかわからないけどとりあえずやってみよう!という行動力、
今回うまくいかなかったけどここを改善すれば次はうまくいく!という自信
まだ僕は社会人ではないので社会に出たらどう思うかは分かりませんが、
おそらくこの行動力と自信は万人にとって大切なのではないかと思います。
受験勉強を頑張ると(受かる必要は必ずしもありません。)、
大人になりきる前にあなたが今後生きていくうえで重要なヒントを
体得できる可能性大というわけです。
あなたが受験勉強をするかしないか、いつ始めるか、
全てあなたの自由です。
ただ一つだけお伝えしたいのは
あなたの頑張りは受験の結果だけじゃなく、あなたの未来の価値を
高めることにつながるということです。
話がちょっと大きくなってしまいましたが、何かを考えるきっかけになればうれしいです。
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