高校数学が難しいは当たり前だった。難しい理由と難問への向き合い方!

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数学がマジで意味不明…..
中学校まではかろうじてできてたのに…..
学校の課題すらもピンチ。

数ある高校の勉強科目の中でもとりわけ苦手意識を持つ人が多いのが数学でしょう。

そこで今回は、高校数学がなぜ難しいのか、そしてわからない問題との向き合い方について重点を置いて、
共通テストの数学満点の僕が解説していきます!

高校数学が難しい理由

そもそもなんですが、あなたが今苦しんでいる高校数学は難しくて当たり前です。
三つの理由に分けて説明していきます。

扱う範囲が広すぎる

まず一つ目は「範囲が膨大であるということ」
高校入学後に学校から買わされた、あるいは自分で本屋などに行って買った。状況は人それぞれでしょうが、
きっと多くの人が数学の教材を見て思ったことはこれだったに違いありません。

「うわっ….何ページあんのこれ。てか重すぎ」

ましてやいざやってみたら内容もわけわかんないと来たわけです。
つまり中学以前とは比べ物にならないくらいのボリュームになっているんです。難しい、しんどいと思うのは当たり前ですね。

大学受験と高校受験の違い

このポイントは案外盲点だったりするのでよく確認してください。
おそらく皆さんの周りの友達で、高校に進学しなかった友達はほぼいないのではないでしょうか?
大半の人が何らかの形で結局高校にはいったんじゃないかなと思います。

ですが大学は違います。

大学に進学せずに高卒で働く、何か夢があるからそれに向かって頑張る、といった人たちはそれなりにいます。
さらに大学に進学するといっても、いわゆるFランに進学する人たちはぶっちゃけ受験勉強しなくても大学には入学できてしまいます。

つまり、受験勉強をして大学受験をしようと志す時点で同年代の中ではそれなりにお勉強に対する意識が高いわけです。

なのでイメージとしては、高校受験の時の母集団の中の上位約5割程度が大学受験を割と真面目に頑張ろうとしている人たちの母集団って感じです。

その人たち用に設定されているカリキュラムなら、中学までと比べて難しくなるのは明白です。

必要な演習量の多さ

高校数学は中学数学と違い、教科書読んだら、授業聞いたら、当たり前のように問題が解ける世界ではありません。

十分な演習量をこなさないと実際のテストでは全く歯が立たないということはあなたもよくわかっているでしょう。

演習しないと内容を消化できない、けど学校はとっとと先の範囲に入っていく。
このループを断ち切ることが多くの人にとって非常に難しいわけです。

高校に入ってから全く数学ができなくなった

高校生になってから、中学校での数学はできていたのに全然数学ができなくなったという人はそれなりにいるでしょう。

僕自身も全くとまではいかなくても、最初はかなり苦労した記憶があります。
そんな僕が、この高校数学の壁を打ち破ったのは単なる意識改革です。

高校生になりたての僕がやった意識改革というのは、簡単に言えば
分からない前提でひたすら、絶対こんなに演習する必要ないと思ってもさらに問題を解き続けてる。
ということです。

ポイントは2つ。

1つは分からない問題があることを前提に取り組むということ。

一回授業で聞いてるとこだし大丈夫だろう、という心持ちで取り組んで答えが合わない時と、
間違うこともあるだろうけどとりあえず精一杯頑張ってみようという心持ちで答えが合わないのとでは
そのあとの勉強モチベーションに多くな影響を与えます。

2つ目はもう十分だと思っても演習問題を解き続けること。

もう大丈夫だ、十分この範囲を理解した、というのはあなたの志望校の過去問が全くミスなく当たり前のように解けるようになった時だと思いましょう。
要するに、受験を終えるまでやり続けよ。ということです。

数学にはたくさん問題を解いたが故にテスト中に降ってくるカンのようなものがあります。
解けば解くほど、このカンは鋭く、的確に降ってきてくれます。

わからない問題との向き合い方3ステップ

では最後に、そうはいってもわからない問題をどうやってできる、わかる状態にしようか、という話をしていきます。
意識してほしいのは次の三つ。

類題比較

分からない問題が出てきて、模範解答読んでも意味不明の時は、似たような問題と比べてみましょう。
完璧に疑問が晴れることはなくても、類題と比べることによってその問題の何がわからないのか、より具体的に把握できます。
疑問点が具体的になれば人に聞いても納得いく答えが返ってくる可能性大だし、参考書やネットなどでも調べやすくなります。

公式、定義を細かく見直す

公式、定義は問題を解いていくうえで基礎中の基礎です。これの理解が怪しい、何か勘違いがあったみたいな状態では問題は解けません。

公式や定義の確認はもちろん参考書やネットやらで確認してもオッケーなんですが、個人的にはこれだけは教科書をおすすめします。

教科書を読んでも問題が解けるようになるわけではないんですが、疑問点が出てきた場合、特に公式の使い方、成り立ちなどに関しては
教科書ほど的確に内容をまとめているものはないと思います。

問題演習や経験値を積む、という作業にはあまり向かないんですが、「疑問点解決」には実はかなり役立ちますよ。

放置して類題を解く

最終手段は放置!

いやいやわかんないものそのままにするなよと思ったでしょうが、一旦放置です。いったん先に進んで似たような問題を解きまくってください。

そしてある程度問題を解いたら放置していた問題に戻ってきてください。

問題の見え方が変わります。

そして何よりこの方法、成果も出しながら効率も非常に高いやり方です。

僕はこの方法でできるだけ効率を下げないように、かつ分からないところもつぶせるようにやっていました。

全員にとって正しいやり方があるわけではありません。あなたなりの方法をぜひ見つけてください。
あなたなりの方法を見つけるにはまずは日々努力を積み重ねることです。

僕も今数検1級合格に向けて勉強しています。
一緒に頑張りましょう!

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