模試の判定ってどれだけ信用できるものなの? 実体験をもとにお話しします!

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今回は意外とよくわかってない人も多いのではないかと思ったので
模試の記録結果の見方についてお話していきます。

模試の結果表ってなんかいろいろ書いてあるし、
模試によっても書いてある情報だったりが多少変わってくると思うので、
毎回の模試でこの部分を確認していこう、といった項目をいくつかまとめていきます。

●結果表は何を見ていけばよいのか

結果が帰ってきたらぜひ次の3つを確認しましょう。

  1. 志望校判定
  2. 志望者内順位
  3. 偏差値

志望校判定

まあたぶんこれを確認しない人はなかなかいないでしょう。が、この志望校判定というのは
ただ漠然と、「A判定だー!!」とか「Eだった…..」とかで済ませていいものではありません。

詳しい判定の見方、考え方は後述します。

志望者内順位

僕は個人的に、判定を見て判断するのではなく、この、志望者内順位をよく確認してほしいと思ってます。

理由はシンプルで、
大学受験は最終的に、偏差値がいくつ以上だったらみんな合格!ではなく、あくまで受験者内での順位で決まるからです。

大学は基本的にどの学部学科も定員というのを設定しているはずです。
なので極端な話、あなたが定員が50人の大学を志望しているとします。
あなたは試験でなんと99点取ることができました。
でもあなた以外の受験者50人が100点取っていたら…..
はい、あなたは不合格ですねということになってしまうんです。

志望校の定員が何人なのか、調べたうえで志望者内順位を確認してみてください。

偏差値

偏差値とは、ざっくりいうとあなたが平均値からどの程度離れているかを示す指標です。
平均値からのずれ、離れ具合がわかるので、周りのライバルと比べたときの自分のおよその立ち位置がわかります。

偏差値は科目別と総合の2種類がありますが、科目別の偏差値をよく確認しましょう。

科目別の偏差値では、各科目の偏差値を比べることで、あなたの不得意としている科目、得意としている科目が
はっきりとわかります。苦手を潰す、得意を伸ばす、どちらをやるにしてもまずは何が得意なのか、苦手なのかを
キッチリ把握しなければなりません。

総合の偏差値は「へ~」くらいでいいです。
全科目総合の結果なら先ほどお伝えした順位のほうを確認しましょう。

判定ってあてにしていいの?

結論から先に言うと、あくまで可能性。一喜一憂しないように。
といったところです。

もちろん良い判定をとれる、ということはとても大切なのは間違いありません。
が、模試というのはそもそも本番の入試問題とは傾向がかなり異なることが多々あります。
志望校別の模試(例:東大オープン、京大実践模試)でさえ、本試験と全然違うじゃん。
てことがあるくらいです。

ここでちょっと僕の判定に関わる嘘みたいなホントの実体験をお話しておきます。

僕は国公立大学を2校受けて、1校(K大学)は不合格、もう1校(H大学)は合格だったんですが、
K大学の模試では3回B判定が出ていたんです。
模試を受けたことある人ならわかると思うんですが
B判定ってそれなりに受かる可能性しっかりあるよね、っていうゾーンだと思います。
でも実際合格できていないんです。

さらにもう一つ、
共通テストが終わったら、皆さんは自己採点をしてそれを学校や予備校に報告します。
報告から数日後、二次試験の結果はまだ考えずに、共通テスト時点でのあなたの判定、偏差値などが教えられます。
(これを共テリサーチと呼びます。)

僕はH大学には受かったんですが、この共テリサーチではH大学はE判定でした。

ん?え?

つまり僕はB判定の大学には落ちたけどE判定の大学には受かったということです。

もちろんこんなことが全員に起こるわけではありませんが、判定が良いから悪いから、
という理由で一喜一憂するのがあまりいいことではない、ということは分かっていただけるのではないでしょうか。

結果を確認したら何をすればいいの?

では模試の結果を確認したら何をすればよいのかという話を最後にしておきます。

復習は当たり前すぎるのでここではガミガミ言わないことにします。

模試の結果確認が終わったら、次の模試での目標を決めてください。
シンプルで具体的な目標を1つでいいので立てましょう。

例えば、
「数学と英語が今回偏差値57だった。次はどっちも60にしよう!」とか
「化学が今回10点下がったから、次は10点あげよう!」とか

具体的な数字が含まれる目標が良いと思います。
そしてこの目標は、
毎日コツコツしっかり勉強していたら絶対に達成可能なものにするとよいでしょう。

そうすればモチベーションを保ちながら勉強を続けられると思います。

まとめ

最後にこの記事の要点をまとめておきます。

  1. 結果表は判定、順位、科目別偏差値をよく確認。
  2. 判定はあてにしすぎてはいけない。
  3. 結果を確認したら次の模試の目標を立てる。

次のテストも頑張ってください!!

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